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まちづくり資料

ドリームハイツから学ぼうⅤ(地域交流)

ドリームハイツから学ぼうⅠ~Ⅳでは、地域住民が主体となって、子育て、障害者、高齢者支援などの活動に取り組む様子を紹介してきました。

シリーズ最後にご紹介する「ふらっとステーションドリーム」は、2005年12月に開設された施設で、地域交流の拠点となっています。

Img_3768 ふらっとステーションドリームは、さくら茶屋にししばと同じく、空き店舗(薬局があったそうです)を活用して、開設されました。

Img_3820 広い店内。大勢のお客さんが談話しています。

一人暮らしの方で、何時間もくつろいでいく方もおられるそうです。

ランチは400円で頑張っていましたが、5月10日から500円となりました。

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カウンター形式の調理場。奥にも調理室があります。

うらやましい広さですね。

スタッフさんは40人くらい。声をかけた方は、「スタッフになって楽しさがわかった。」と話されていました。

Img_3811                      レンタルボックスの様子

壁には、深谷台小学校の生徒さんたちの発表資料が貼ってありました。

Img_3822 里山づくりを考える小学生の発表が貼られています。

Img_3812 他にも「もっと住みよい町に」など、子供たちの発表が並びます。

このように、ふらっとステーションは、まちの活動の中心的存在になっています。

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ドリームハイツ地区では、地域で活動する2つの自治会・6つの市民活動団体で地域協議会を2007年につくりました。

地域協議会では、地域の団体同士が協力しあい、地域の課題解決やまちづくりを目指しています。

このような住民主体の地域運営は、横浜市第一号のモデル地区に指定され、まちを活性化する取り組みとして注目されています。

ドリームハイツさんの取り組みは、30年以上の積み重ねがあって今があります。

取材にあたっては、ドリームハイツの泉さん、松本さん、五辻さんほか多くの方に大変お世話になりました。ありがとうございました。

ドリームハイツから学ぼうⅣ〈地域交流編)

ドリームハイツ近くに深谷台小学校があります。

その校舎の一角にある空き教室に、地域交流室があります。

Img_3788 地域交流室は、地域の人たちを支援する色々な役割を果たしています。

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スタッフが常駐する室内。

こちらは地域の見守りネットセンターとして、健康・介護などで悩みを相談できるなど、地域の人たちを支えています。

Img_3988地域交流室では、いざという時のために、安心カードを高齢者に配布し、携帯するよう呼びかけています。

その情報は、既往症・服薬リスト・かかりつけの医療機関など、必要な情報が満載です。

さらに、スタッフ席にあるディスプレイには、思いがけない見守り情報が。

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ディスプレイには、色々なグラフが表示されています。

これらは、一人暮らし世帯の電力使用量の状況を示しています。

現在モデル的に8軒分行っていますが、電力の使用が落ちると赤いグラフで表示されます。

日常生活のサインを電気使用量で読み取ります。

使用量が減ったままだと、電話確認や訪ねたりするそうです。

見守りのための、地域ぐるみの取り組みがここにはあります(つづく)。

(ドリームハイツから学ぼうⅠ~Ⅲは、カテゴリーの「まちづくり資料」からご覧になれます。)

ドリームハイツから学ぼうⅢ(高齢者・障害者支援)

ドリームハイツは、高齢化率36.4%とお聞きしました。

私たちの西柴団地とほぼ同じぐらいです。

自宅に配食をしてくれる「ドリーム地域給食の会」は、1990年に住民有志で発足しました。

Img_3749                      (集会室の一角にある調理場)

夕食は毎週日曜日と木曜日に400円のお弁当を、昼食は毎週火曜日に500円のお弁当を届けてくれるそうです。

約60人のボランティアで運営し、デザートまで手作りするほどこだわっているそうです。

ついつい材料費がオーバーしてまう時もあるそうです。

Img_3793          (お弁当の例。資料パネルを撮影したものです。)

栄養バランスを考え、食材をできるだけ多く使っています。

「いこいの家 夢みん」(むーみん)は、団地の一角にあります。1996年に部屋を借りて開設し、翌年には購入。2000年にはNPO法人化しました。

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月曜から土曜日まで、会食会、歌声喫茶、初級パソコン講座、映画鑑賞会、さらには看護師さんによる健康相談など、多彩な介護予防事業を実施しています。

Img_3783 1日平均25人位の利用者があるそうです。

地域のボランティア60名の方々や、パソコン、音楽、絵画、体操など講師さん7名によって運営されています(つづく)。

ドリームハイツから学ぼうⅡ(子育て支援)

ドリームハイツでは、30年以上にわたり困ったことを解決する活動を創り出しています。

子育て支援の分野でも、地域の10団体がネットワークを組んで、地域ぐるみで取り組んできました。

1974年、3歳児自主運営保育の「たけのこ会」設立

1975年、4~5歳児自主運営保育の「すぎのこ会」設立

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               (地域の熱意から排水処理場跡地を活用して、保育活動が続いています。)

1986年、0~3歳児までの親子の交流の場「ありんこ」設立

1999年には、3団体で「子育てネットワークゆめ」を結成(2003年NPO法人格取得)しました。

「子育てネットワークゆめ」は、子育てが一段落した人、保育の専門家、近隣保育園、ぽっぽの家OBなど、人と組織のネットワークによって支えられています。

2002年、おやこの広場「ポッポの家」を開設。

Img_3754 ぽっぽの家は、0歳~未就学児の一時あづかりとその家族が気軽に立ち寄り自由に過ごせる「たまり場」です。

Img_3756親子でエアロビ、親子クッキングなど 多彩な行事も行っています。

  Img_3841_2                (ドリームハイツの「エリマネニュース」より※エリマネとはエリアマネジメント〈地域運営〉の略)

図のようなイメージで、ドリームハイツでは、様々な子育て団体や施設が連携して、地域ぐるみで子供を育てる取り組みが行われています。

地域で育てられた子供が大人になって戻り、子育て支援に参加している方もいるようです。すばらしいですね(づづく)。

ドリームハイツから学ぼうⅠ

JR戸塚駅からバスで約25分。戸塚区と泉区の区界付近にある丘の上にある団地が、ドリームハイツです。

Img_3744 約40年前に市と県が整備した団地群がドリームハイツですが、遊園地のドリームランドがあった付近と言えば、分かる人も多いでしょう。

交通の不便さから陸の孤島と呼ばれたこともあったそうです。

Img_3830                      (ドリームハイツ団地と活動拠点。現在約5150人がお住まいだそうです。)

店舗・医療・福祉施設などほとんどなく、地域の問題を解決するために住民同志が様々な活動拠点をつくってきました。

そして、地域内の様々な活動団体と自治会が協力し、現在では、子育て支援、高齢者・障害者支援、まちづくりなど多彩な活動を展開しています。

Img_3836              (パンフレットに紹介されているドリームハイツ内の様々な活動)

Img_3760活動拠点の一つである、「ふらっとステーション・ドリーム」。

薬局のあった空き店舗を活用して食事サービスを中心とした交流拠点を運営しています。

その運営方法はさくら茶屋設立時にも大いに参考にさせていただきました。

ふらっとステーションドリームを始め、少子高齢化を見据えた様々な活動拠点を見学させてもらいましたので、順次紹介していきたいと思います(つづく)。

コミュニティビジネス応援・地域拠点もやってます!

お店の看板の下には、「横浜コミュニティビジネス応援・地域拠点」のマークが貼られています。

ちょっと小さいですが見つけてください。

コミュニティービジネスとは、地域の交流や、商店街の活性化などの社会貢献活動を、ビジネスの手法で取り組むことです。

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現在市内の拠点は、さくら茶屋にししばを含む18拠点。

交流拠点、まちづくり、子育て、自治会活動、商店街活性化など様々な活動拠点が協力していきます。

関心のある方は、横浜コミュニティビジネス応援サイトlをご覧ください(リンクにも表示しています)。

この活動の一環として、来る9月11日(土)、食を活かした活動団体が新横浜に集結します。

互いに食事を持ち寄り、楽しく情報交換するイベントです。

もちろん誰でも参加できますよ。

詳しくはこちら⇒「cb1.pdf」をダウンロード

にししばの将来が描かれている?

横浜市のホームページの中に興味深い資料があります。

住宅政策を長期的な視点で検討する横浜市住宅政策審議会の資料です。

そのなかで、横浜市のまちを様々に分類し、年齢別の人口動向や将来の空き家の予測

などが出ています。

審議会の資料75ページ「民間開発地区」をご覧ください(青文字をクリックすると68ページが表示されますので、75ページまで進めてください)。

ページの右上にある代表的な地区の写真とメッシュ分布図をご覧ください。「民間開発地区」は金沢区に多く分布し、西柴団地も該当しているようです。

これらの地区は、すでに20~30代の世代が平均以下で、高齢化がさらに進みコミュニティが衰退。

2040年には4分の1が空き家になり安全上の問題が生じると予想されています。

まさにまちの危機・・・でもこれは何もしない時の話です。

地域の人たちが少しづつ力を合わせれば、違う未来が見えてきます。