真夏日に名越切通ウォーキング
全国観測点の半数近い404地点で30度以上の真夏日となった6月1日、名越切通ウォーキングにでかけました。金沢文庫から電車・バスを乗り継ぎ亀ヶ岡団地口へ。
名越切通は鎌倉と三浦方面とを結ぶ陸路として重要な役割を果たしたところで、鎌倉幕府が敵の侵入を防ぐために造ったといわれています。やっと一人が通り抜けられるような幅ですが、新たな切通しも発見されていることから、切通の道筋や構造は時代とともに移り変わっているようです。
途中、崖に四角い横穴を掘り、内部に石塔を建てるなどして納骨・供養する「まんだら堂やぐら群」があります。ここは公開期間が限定されていて、初夏は4月下旬から6月初旬の土日祝日、この次は10月下旬からのよう。逗子市の文化財保護係のかたのガイドがつきます。
逗子の海岸が見渡せる展望台を過ぎると、連続した断崖の大切岸が800m以上続いています。敵の侵入を防ぐ人工的な崖といわれてきましたが、建物基礎や溝の護岸などのつかう石材の石切り場とも確認されており、さらに研究が進められているようです。
朝の10時出発から3時間あまりたって、逗子駅まで降りてきました。途中「鎌倉パスタ」で食事を取り、この日は早めの解散となりました。
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