ペリー提督と柴の深い仲 Ⅰ
1858年(安政5年)7月29日 アメリカの黒船、ポーハタン号上にて日米修好通商条約14か条締結されました。
この歴史的な 調印が行われたところは、なんと小柴沖なのです。
「古木が物語る歴史」で紹介した、金沢町第二公園のタブノキは、それを見守っていたかもしれません。
そして、同じく紹介した横浜開港資料館にある本家のタブノキ。
この木はペリー横浜上陸を見守った木としてあまりにも有名です。
この絵の右隅にある大木。これが玉楠(タマグス)と呼ばれるタブノキです。
案内板によると、タブノキは、江戸時代からあり、この木の近くにペリーの応接所が設けられました。
その後、関東大震災で木の幹は焼けましたが、新しく芽がでて大木となったのです。
どうですか。開港資料館中庭にあるタマグス。本家の貫禄ですね。
横浜開港150周年記念のキャラクター「たねまる」君の由来でもあります。
でも金沢町第二公園のタマグスの方が、江戸時代からの原型をとどめていると言えるかもしれません。
1853年(嘉永6年)7月14日午後、ペリー提督率いるサスケハナ号などアメリカ東インド艦隊の黒船4隻が
初めて柴沖に錨をおろしました。公園のタブノキも黒船を目撃しているのでしょうか(つづく)。
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