地域のお宝☆柴のあなご
さくら茶屋にししばの名物定食 あなご丼定食(上)とミニあなご丼定食(下)。
茶屋のあなご丼が実現したのは、柴漁港の斉田芳之さんが、お店の趣旨に賛同して、直接あなごを卸してくれるからです。
柴のあなごは、極上のあなごとして有名です。最近では漁獲高も減少しており、ますます貴重になっています。
(東京湾の代表的な漁港である柴漁港。さくら茶屋にししばから徒歩20分位。漁のあった日曜の午後には直売所が開きます。場所は「さくら茶屋の所在地・地図」を参照ください。)
「金沢区の小学生もよく見学に来るが、柴漁港を知らない子供が多い。さくら茶屋に卸しているのは、多くの人たちに柴のおいしいあなごを知ってもらい、地産地消を進めたいから。」と斉田さん。
あなご漁は、、14時に出漁し、長さ80cm、幅10cmの塩ビ管の筒の仕掛けを延縄で30メートルごとに海に投入します。筒にはイカやイワシが入れられ、においにつられてあなごが入ります。
仕掛けを説明してくれた斉田さん。横に13ミリの穴が開いているのは、小さいあなごを逃がし、資源を守るため。
斉田さんは600もの筒を、何とGPSで位置を確認しながら仕掛けます。
そして再度出港して夜明けとともに引き上げていきます。
あなごは仕掛けごとに平均1~2匹入っているそうです。600回も引き上げるのは大変です。
獲れたあなごは、スカリと言われる、魚を入れて生かしておくための網,(びく)に入れて運んだ後、新鮮なまま捌かれて、真空パックされます。 (さくら茶屋にししばに卸してもらった真空パックのあなご。見事に処理されています。)
斉田さんから「さくら茶屋にししばは地域の人が集まる店になってほしい。街づくりがんばってください。」
と力強いお言葉をいただきました。これからもよろしくお願いします。
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コメント
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地元で採れた新鮮な穴子を使ったあなご丼。美味しそうですね。仕入れた経由が明確にされているので安心できますね。リタイアされた皆さんが地元の活性化に貢献されている様子をブログで拝見し、皆さんのやる気とパワーに驚いております。さくら茶屋が西柴の憩いの場所になるといいですね。
投稿: くろ | 2010年5月27日 (木) 03時17分